レコーディング(DTM/DAW)

EQ(イコライザー)の使い方⑤〜EQとスペクトラムアナライザー〜




EQ(イコライザー)の使い方⑤〜EQとスペクトラムアナライザー〜

どうも!こんにちは!
今回は、『EQとスペクトラムアナライザー』についてです
結構、説明が難しい奥が深い内容ですが・・・
具体的な使い方というよりは、EQとスペアナと向き合う前提みたいな考え方をまとめますね!

 
スペクトラムアナライザー(スペアナ)ってなに?

視覚的に周波数成分を見ることができます!
アナライザーって言えば、音楽制作では「スペアナ」のことです

↓ 古いですが、『WAVES/PAZ Analyzer』は有名ですね

↓ Logic付属のEQの後ろにスペアナを表示させることができます

最近は、スペアナ単体のプラグインじゃなくてもEQのプラグインの中にもスペアナが付いています
音を視覚的に見えるのは便利ですね!


スペアナだけに頼るのは危険!!

いきなりですが・・・
EQのスペアナで表示される大きい帯域を下げる人を見かけます!!汗
ダメですよ!!
音って目で見るもんじゃないんですよ!!
大きいところを削れるだけなら、AIでも出来る笑
そもそもその大きい帯域こそがその楽器の美味しい帯域だったら、どうしますか!?
例えば、違う種類のバスドラムが同じ周波数成分になりますか?
「バスドラムってこんな感じの周波数成分でしょ!」って調整してたら、その楽器らしさってなくなってしまいますよね・・・
だから、目で見ただけで調整してはいけないです!
 
音を聴いて判断してください!!
音楽は、目だけで作るものじゃない!!
耳が命ですよ
ミュージシャンもエンジニアも耳を大切にして、耳を鍛えて、耳を頼ってください
どの帯域がその楽器や声に邪魔な、要らない帯域なのかは耳で聴いて判断して、調整しましょう!!

 

でも、スペアナも便利です!笑

耳ってすごく繊細ですし、心理的な要因でも音の聴こえ方が変わります
なので、疲れているときにミックスしたら「高音出過ぎ!!」「低音出過ぎ!!」ってことも起きます・・・
私もノリノリなテンションでミックスすると、キックが出過ぎる傾向があります笑
 
なので、耳だけに頼らない方が良いかも??
耳のコンディションを整える必要があります
大音量で聴かない、睡眠を十分に取る、ストレスを溜めない・・・野菜を食べる?笑
まぁなかなか難しいですよね笑
耳のコンディションを確かめるのに、スペアナを使うのが良いと思います!

 

スペアナの使い方

基本的にスペアナを見てしまうと、視覚的なイメージで音の印象が決まっちゃう感じがします
なので、まずは耳で聴くことをした方が良いと思います
例えば、聴いた感じでは低音に迫力ないのに、スペアナでは低域の成分は結構あるときに、スペアナを見た途端に低音が大きく聴こえるように感じることがあります

人間の脳は、『視覚の方を聴覚より優先させます』

まず耳を頼った方が良いと思いますね!
スペアナを見ながら帯域毎に聴くのもアリですね!
例えば、人気の『FabFilter / Pro-Q3』は、帯域ごとにソロできるので便利です

 
帯域ごとにソロで聴くと、この帯域ってこんな音なんだってわかってくると思います
低音だけで聴くとキックとか迫力ないんですよね
低音のアタックの音は、結構高音にあってそこが重要だったりします
キックにローパスフィルターがっつり掛けるのは基本NGですね

 
スペアナは音のかぶりがわかりやすい!

トラック数の多いミックスをしたときに、音がこもっている、音が全体的に抜けない、それぞれの音が聴こえてこないみたいことないですか?
確かに音数が無駄に多いと、どうしようもないこともありますが・・・
帯域がかぶってしまっていることが原因だったりします
なので、スペアナを使うとわかりやすいです

↓ 適当にキックとベースを打ち込んで、スペアナを使ってみました

(スペアナを何も調整してないので見にくいですが・・・)

 
低音の感じがキックとベースが同じような帯域にピークがありますね
これで、両方の音が聴こえていれば問題ないですが、両方とも聴きにくいこともあります
そういうときは、キックとベースのどっちがより低音を優先して出すのかを考えます
例えば、キックの120Hzあたりとベースの80Hzあたりを適当にカットしてみるとこんな感じになります

 
上の図と比べて、それぞれのピークの位置がズレましたよね?
本当は、スペアナの低音の分解能を変えた方がわかりやすかったと思います・・・
適当にやってしまいました!ごめんなさい!
でも、なんとなくスペアナが帯域のかぶりを見つけたりするのに便利だと思います

 
『Pro-Q3』は複数のチャンネルのスペアナを表示させることもできます!



まとめ

もっとスペアナ単体の説明とか設定の仕方とかをまとめてもよかったですが、分量が結構多くなりそうだったのでやめました!汗
あくまでもEQを使うときにスペアナはセットになってきているので、注意点をまとめました。
具体的なスペアナの使い方は、この記事などを参考にしてみてください

 

今回の記事は、

『スペアナに頼りすぎない』

『耳を頼る』

『耳を確かめるためにスペアナを使う』

『スペアナは、帯域のかぶりがわかりやすい』

ということを覚えてもらえたら良いかなと思います

 
そして、FabFilter / Pro-Q3は人気過ぎて自分はあまり使わないってなんか反抗してましたが、触るたびにこれはすげぇーって思いました
スペアナも見やすいですし、EQも触りやすいですね!
 
次回は、おすすめのEQプラグインの紹介をします!



EQ(イコライザー)の使い方⑤〜EQとスペクトラムアナライザー〜

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Shinki Takahira

サウンドクリエイター&エンジニア
【Works】 レコーディング / PA・SR / オケ制作 / 作曲 / アレンジ / ギター、ドラム、DTMレッスン

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