レコーディング(DTM/DAW)

EQ(イコライザー)の使い方④〜EQ?エキサイター?エンハンサー?〜




EQ(イコライザー)の使い方④〜EQ?エキサイター?エンハンサー?〜

どうも!
今回は、EQ特集の第4回目です!
『EQ?エキサイター?エンハンサー?どう違うの?どれを使ったらいいの?』という話です
 
『エキサイター』と『エンハンサー』の違いは、特にないと思っても良いと思います
エキサイターは、ディストーションの原理を利用して倍音を足すエフェクターの名前がそのまま使われていると思います
エンハンサーは、「倍音を増やす」ものエフェクターを指していて、今となっては特に違いはないのかなと思っています
(もし違ったら教えてください!)
 
EQ=帯域をカットorブーストする
エキサイター/エンハンサー=倍音を足す
という違いを知っておけば大丈夫だと思います!



倍音って何??

倍音という言葉は、よく使われていますが結構わかりにくいと思います
音を波形で見ると、実音(例えば,A=440Hz)を鳴らすと同時に880Hzなどの音も同時に鳴っています
これが倍音です

この倍音の構成によって音の印象が変わります
同じ「ド」の音を鳴らしても、違う音色になるのは倍音成分が違うからです
高い音なのに太い音に聞こえるのは、『低音の倍音成分が多い』ということ
低い音なのに軽く聞こえるのは、『倍音成分がコンパクト、幅が狭い、高音の倍音が多い』ということです
 
倍音に関しては、多いほど良いという訳ではないです!
全部の楽器や歌の倍音が多すぎると、『かぶってしまって、音が飽和しやすくなります』
なので、音の優先順位を決めないといけないです

目立たせたいパート=倍音を多くする
→後ろにしたいパートは、倍音を削ることもある

 
エンハンサー/エキサイターを使うのは、『目立たせたいもの』に限定した方がよいでしょうね
全部に掛けてしまうと高音がシャリシャリしてしまうことが多いです

 

EQとエンハンサー/エキサイターの使い分け

EQは、帯域の調整になります
エンハンサー/エキサイターは倍音を足します
音を太くさせたい、抜けを良くしたいというときは、EQでブーストさせるよりもエンハンサーを使った方が良いことがあります
(時と場合によりますが・・・)

 
録った音が倍音が少ないと思ったら、EQでブーストさせるよりエンハンサーの方が良いと個人的に思います
元の音を大切にしたいときは、EQだけの方が良いです
元の音に何か足りないときは、エンハンサーを使うと良いです
ただ倍音を足すということは、機械的に音色を変化させることになるので、元の音とは変わるということを覚えておいてください!
エンハンサーを使うときは、『掛け過ぎ注意』です!

 

エンハンサー/エキサイターを使う前にEQ処理を!

必ずというこの手順という訳ではないですが、エンハンサーは原音に対して倍音を作って足すので・・・
EQで要らない帯域をカットしてからエンハンサーを通した方が良いと思いますね
『EQはカット』『エンハンサーはプラス』っていう考え方から要らない音に対しての倍音を付加しても良くないですよね
エンハンサーをコンプの前後でも変わりますし、エンハンサーをどの順番に入れるのかもいろいろ試してみると良いと思います

 

おすすめのエンハンサー/エキサイター

WAVES / Aphex Vintage Aural Exciter

エキサイターの原点ともいえる有名なエフェクターのモデリングです
WAVES / Dave Clarke EMP Toolbox』と『WAVES / Mercury』に入っています

 

Logic付属のExciter

最初から付いているので、まず使ってみるのに良いですね
高音の方がキラキラして、抜けが良くなります

 

WAVES / Vitamin

これを一番使っているかも!?
足している倍音のそれぞれの帯域をソロで聴けたり、ステレオチャンネルだとステレオの広がりを帯域ごとに調整できます
低音ほどセンターにして、高音を広がらせたり、MS処理するときにも良いですよ

おすすめの『WAVES / Horizon』のバンドルに入ってます!

 

WAVES / MaxxBass

これは有名ですね
低音の倍音を増やすことができるプラグインです
ベースやキックにかけると低音がドーンってなります笑

 

WAVES / Renaissance Bass

MaxxBassの進化系ですね!
もっとドーンって感じの低音が作れます笑
シンプルな操作になってますね

 

Plugin Alliance / bx_subfilter

サブハーモニクス処理ということですが、ここでは大まかに低音のエンハンサーとして考えておきます
特にE.D、SYSNTH BASSにおすすめですね
フリーで配布しているので、ぜひ試してみてください!

 

soundspot / HIKU

これは、「エキサイター」「コンプ」「EQ」「サチュレーション」が合体したプラグインです
シンプルで少ないノブでわかりやすい効果が出るので便利です!




おわりに

エンハンサーは倍音を調整するものと覚えておいてください
EQの調整ではうーん・・・って感じのときに使ってみてください
現代っぽい?キラキラした感じ?の曲にはエンハンサーはすごく効果的だと思います
逆に生音っぽさ、渋い味を出したいときには、浮いてしまうときもあります
どちらにしてもエンハンサーだけで音を劇的に変えると、音を変えすぎてシャリシャリしたり、ノイズが目立つようになります
こういう隠し味的なエフェクターは、バレない程度にうまく薄く効果的に使うことが大切だと思います!

 
次回は、EQの使い方⑤『アナライザーとEQ』をまとめたいと思います!
お楽しみに!




EQ(イコライザー)の使い方④〜EQ?エキサイター?エンハンサー?〜

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Shinki Takahira

サウンドクリエイター&エンジニア
【Works】 レコーディング / PA・SR / オケ制作 / 作曲 / アレンジ / ギター、ドラム、DTMレッスン

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