【買うならどっち?】コンパクトエフェクターVSマルチエフェクター




【買うならどっち?】コンパクトエフェクターVSマルチエフェクター

どうも!こんにちは!
今回は、『コンパクトエフェクター』『マルチエフェクター』のどっちが良いのか?ということをまとめます

たぶん、賛否両論あると思いますが、私の考えを素直に書いていきます!汗
まず、どちらにも長所と短所があるので、「人によって」「用途によって」どっちが良いのかは違うと思います
あと、結局は『出音が良ければ、何でも良い』と思ってます

 

今回の記事は

・それぞれの長所と短所
・コンパクトとマルチの注意点
・初心者はどっちが良いのか?
・上級者は必ずコンパクトなのか?
・レコーディングにはどっち?



それぞれの長所と短所

まず、それぞれの長所を書きます

コンパクトとマルチの長所
【コンパクトエフェクター】
①こだわりのものを揃えれる
②アナログとデジタルの使い分け
③パッと見て、設定がわかる
 
【マルチエフェクター】
①基本的になんでもできる
②いろいろできるのに安い
③配線が簡単

 
コンパクトの良さは、自分のチョイスでエフェクターを揃えれますね
大型のボードは複雑にもなりますが、エフェクターのつまみとかが見えるので安心感があります
マルチは、なんといっても安さです!
あれだけの種類のエフェクターが入っていることを考えると安すぎです
あと、配線が電源とin/outだけで良いので楽ですね

 
次に、短所についてです

コンパクトとマルチの短所
【コンパクトエフェクター】
①色々と揃えていくと高くなる
②重くなっていく
③パッチケーブル、電源などが複雑

【マルチエフェクター】
①音にクセがある
②メーカーによって、得意不得意がある

 
コンパクトでボードを組むと、『高い』『重い』『複雑』な感じがします
コンパクトで「歪み」「チューナー」「ディレイ」「空間」「モジュレーション」とこだわると、1個2万円くらいで10万円越えます
あと、ペダルボードが大型になると重すぎて、カートが必要になります
楽しいところではありますが、電源とかパッチケーブルの結線って結構手間です
プロは、ペダルボードの組み立てをお願いしてたりしてますしね

 
マルチエフェクターは、基本的に音をデジタルに変換して取り込みます(この時点で音の変化がある)
あと、エフェクターの再現もアナログのものをデジタルに置き換えていたりするので、突き詰めていくと別物な気がします
なので、音の強弱に対するレスポンスなどが実機とは感覚が違ったりします

 

コンパクトエフェクターの注意点

①パッチケーブルと電源に注意
ここをケチらないでください!
コンパクトでもアナログとデジタルあるので、電源を分けてください
(ノイズが乗ります)
パッチケーブルは、ばらばらの種類を使わない方が良いです
バッファを通ったあとは、そんなに高いケーブルでなくて良いですが、ちゃんとしたものを使ってください(カナレくらいは最低でも)

②重さに注意
こだわってやっているうちにペダルボードが重くなっていきます
車移動なら良いですが、電車だとキツイです
カートも急いでるときは邪魔になるし・・・泣
僕は、マルチを一度卒業してから、コンパクトのボードの持ち運びがしんどくて、マルチ買い直しましたよ!笑

③急な要求に注意
最近、ストンプボックス(小型のマルチ)が流行っているのは、ペダルボードに入れやすいからだと思います
コンパクトのペダルボードで怖いのは、いきなり「ワウ入れて」「フランジャー入れて」「オクターバー入れて」とか言われたときです
軽くするために外してたとか、使用頻度少ないから持ってないとかありますよね?
こんなときにマルチがあると助かりますね

 

マルチエフェクターを買うときの注意点

①思ったより早く古くなる
古くなっても使えないことはないですが、何かあったときのサポートがなくなったり、音が圧倒的に新しいやつが良かったり・・・
デジタル製品は、後発のものの方が良いことが多いです
値下げしている古いものを買うと、お得な感じがしますが、長期的に見ると・・・わかりません

②機能よりも質に気をつける!
セールス文句としては『何種類のエフェクターが・・・』『サンプリングレートが・・・』などを見かけますが、スペックよりも音が大切です

まず、マルチエフェクターのバイパスの音を聞いてください!

デジタルに変換して、アナログ出力するわけなので音は変化します
ダイナミクスとか高音低音のバランスなどを聞いてみてください
まず、この時点で好みが出ると思います

それと自分の使いそうな機能を試奏してみる!

個人的には、「歪み」「ディレイ」「リバーブ」はこだわりたいので、何種類も入ってなくても自分が使いたい機能がどれくらいの質なのかをチェックしたいです

 

初心者はどっちが良いのか?

ある程度の知識があって、お金にも余裕があるなら、コンパクトを揃えた方が良いと思います
アナログのコンパクトは、流行りとか古いとかが少ないです
なので、高くても長く使えますね
安くエフェクターを揃えたいなら、マルチですね!
マルチで中に入っているたくさんのエフェクターを勉強するのも良いと思います
ただ長期的に見ると、新製品が出るたびに欲しくなりますね

 

上級者は必ずコンパクトなのか?

プロのギターリストってピンキリだと思いますが、全員がコンパクトエフェクターを使っているとも限りません
一部分だけ小型のマルチ(マルチストンプ)を組み込んでいたり、完全にマルチだけという人もいます
結局は、自分の求めている音が出るならどっちでも良いです!

 

レコーディングにはどっち?

最近のマルチエフェクターは、アンプシミュも入ってますね
これが侮れないんですよ!
スタジオで最高の状態で録れるなら良いですが・・・
家のアンプにオンマイクの1本録りよりアンプシミュの方が良いこともあります
両方試してみて、自分の求めている音が出るのかが大切ですね!


まとめ

結論としては、『どちらも良い』です!笑
ただ最近のマルチもバカにできないくらい良いのは事実です
ライブでプロがアンプも使わずにPODをPA直で使っていたときに音響したことありますが、仕込みを見てなかったら、気付かなかったかもしれません・・・
使い方次第で化けるなぁと思いました!
特に、マルチでステレオ出力すると空間系などの表現力は、アンプ一台より音に広がりが出ますね
でも、実際に自分が弾くときには、コンパクトの方が好きです!
コンパクトエフェクターを一個ずつ買うとか接続順を考えるとかも好きです!
いちおう両方持っているので、時と場合によって使い分けてます
でも、新しいマルチも欲しいなぁとも思っているこの頃です笑

 
次回、オススメのマルチエフェクターを紹介していきます!

続きは、↓
【2019年】おすすめのマルチエフェクターBEST5




【買うならどっち?】コンパクトエフェクターVSマルチエフェクター

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Shinki Takahira

サウンドクリエイター&エンジニア
【Works】 レコーディング / PA・SR / オケ制作 / 作曲 / アレンジ / ギター、ドラム、DTMレッスン

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