ギター関係

アコギのレコーディング③〜ミックス編(EQ・PAN・DELAYとか)〜




アコギのレコーディング③〜ミックス編(EQ・PAN・DELAYとか)〜

「アコギのレコーディングについて」の第3回目は、【ミックス編】です

↓ 第1回 「ピックアップ?マイク?」

↓ 第2回「マイキング(マイクの置き方)」




 

ミックス編ということですが・・・

ミックスについては奥深すぎるので、簡単に簡潔に書きます!
(情報が足りないぞと思う人もおられるかもしれませんが、勘弁を・・・)

ミックスとは、レコーディングした後の編集のことです

大まかに言うと「音量」「音質」「定位(PAN)」を調整していきます

「音量」というのは、ボリュームとダイナミックス(音のばらつき)を調整します
 ダイナミックスの調整 → コンプレッサー

↓ コンプレッサーについての記事もご覧ください
コンプレッサーの使い方① 〜パラメーターについて〜
コンプレッサーの使い方②〜ミュージシャンとエンジニアでコンプの使い方が違うのか?〜
コンプレッサーの種類〜最強のコンプはどれ?〜

「音質」というのは、倍音とかいろんな要素がありますが、今回はEQ(低音〜高音など帯域の調整)について説明します
「定位」というのは、PANを使ってLRのどちらからどれくらいの音量にするか、ステレオで録ったものをどれくらい左右に広げるかを調整します
 

まずはじめに

アコギの立ち位置を考えます!
・ソロギター
・アコギと歌の弾き語り
・バンド
→ アコギを目立たせるのか、バックなのか
※ボーカルが男性、女性でもギターの立ち位置が変わりますね
 
ソロギターの場合
ギターの圧倒的な存在感が大切ですね笑
なので、空間をイメージさせるような「広がり」とか「迫力」が欲しいですね!
あまりダイナミックス(音の抑揚)を潰しすぎないほうが良いですね

弾き語りの場合
あくまで歌がメインになるので、ギターは歌より目立たないように
でも、アコギの低音から高音まで聴こえるように
レコーディングのときに、歌とギターの盛り上がり方、音の大小がいい感じ(歌パートのときは、ギターは少し弱くなっているとか)になっていれば、その感じを保ってるように

バンドの場合
楽器数が多いときは、低音バッサリ切ってみたり、音域、倍音をコンパクトにした方が良いかも!
あとPANも結構振ってみると良いかも!
 
というようにイメージを決めてミックスしていくと良いと思います!
 

EQの使い方

EQのイメージ(アコギ)
【低音】〜 180Hz
【ボディ鳴り】 180 〜 1kHz
【弦を弾く音】 2 〜 6 kHz
(フィンガーとピックで違う)
【透明感?空気感?】 8kHz 〜

↑ Waves Q6(最近アップデートしたのを見せたかっただけ?笑)

というイメージである帯域をカット(小さく)したり、ブースト(大きく)して調整していきます
(アコギと言ってもいろんな種類があるので音は全然違いますよ)
低音とボディ鳴りの違いを説明するのは難しいです
ボディ鳴り(胴鳴り)って考え方がいろいろありますし・・・
ボディ鳴りって低音のイメージが強いかもですが、中音にも結構あると思います
あと、マイキングによっては、結構低音が出すぎることもあります
なので、低音とボディ鳴り(中低音)という分け方をしました

あくまでイメージです!

【ドンシャリ系】 低音(Low)と高音(High)を強調した感じ
【暖かいビンテージ系】 高音は丸く、ミドル、中音(低音に近い)を強調している
という表現もあります! 

【ボーカルと被る帯域はカットする】
歌の帯域を少しカットしてあげるだけで聴きやすくなるかも
【複数のマイクを使う場合、EQはあまり極端にいじらない】
【バンドのアコギは 、ローカット、ハイカットを結構深くしても良い】
楽器数が多いバンドは、アコギ の帯域を狭くすると音が馴染むときもある

 

COMPの使い方

アコギ のコンプですが、あまり深くかけないほうがいいと思います
アコギはストロークのアタックが大切だと思うので、潰しすぎるとうーんって感じがします
もちろん、ロックぽいときのアコギは、FET系(1176系)のコンプを使ってあげるのが良いと思います!
優しいアルペジオのときは、真空管のコンプとか光学式(OPT)コンプを使うと良いです!
 

COMPとEQの順番

これは・・・また今度まとめたいです!
とりあえずは、COMP → EQ が良いかもです
ただ、マイキング が悪いと不要な音(特に低音)が多くて、その音に対してCOMPが掛かってしまいます
なので、EQでとりあえず不要な音を無くしてから、COMPに入れるのもアリです!
COMPに入れると音が変わるので、COMPの後にもう一度、EQ使っても良いかもです
 

PAN(定位)の使い方

バンドのとき、特にギターが2本以上あるときは、LRに振ってあげると良いですね!
また、ボーカルを引き立たせるためにセンター、真ん中を空けてあげるのが定番です
弾き語りでもアコギを2本で録って、LRに振ってあげると良いです
LRの広げ方も100%からだんだんと絞って一番良いポイントを探してあげましょう
 

DELAY(ディレイ)の使い方

PANで「Lだけ」みたい片方に振ると、少し物足りなくなるときがあります
 → そういうときは、ショートディレイをRにだけ返すというのもおすすめ!
このときにディレイが原音よりズレている「doubler(ダブラー)」効果になります
doublerは、原音にズレた音を足すことによって音に厚みを出す効果があります!

手軽に使える「Wavesのdoubler」はギター系にオススメ!

〈Waves doublerが入っているオススメのバンドルセット〉
Gold
Horizon
 

おすすめのプラグイン

Waves Vitamin Sonic Enhancerも結構おすすめです!


このプラグインは、Gold / Horizonにも入ってます!

このプラグインは

・倍音を足せる

・音の広がり方(定位)を修正できる

特に、音の広がり方を修正できるのがおもしろくて、ステレオのアコギを低音だけセンターに、高音は、LRに広げるなんて使い方もできちゃいますよ!

↓ の記事で紹介しているので、またチェックしてみてください!

【2018年】WAVES おすすめプラグイン紹介!!

最後に

いかがだったでしょうか?
アコギのリバーブについてもまとめるとおもしろいだろうなぁと思いますが・・・また今度ということで!
アコギのレコーディングについての記事はこれで終わりたいと思います。
また何か質問などあれば、ぜひコメントくださいね!
 
今回、特に覚えていただきたいことは

レコーディングしたときの音が重要ということです

ミックスでつまずいたら、1回録り直してみるっていうことも大切ですよ!



アコギのレコーディング③〜ミックス編(EQ・PAN・DELAYとか)〜

The following two tabs change content below.

Shinki Takahira

サウンドクリエイター&エンジニア
【Works】 レコーディング / PA・SR / オケ制作 / 作曲 / アレンジ / ギター、ドラム、DTMレッスン

コメントを残す