コンプレッサーって？
コンプレッサー ＝ Compressor（コンプ / Comp）って知っているでしょうか？
簡単にいうと、『圧縮機』のことです！
「エアコンプレッサー」という気体などを圧縮させる機械もありますが・・・
音響でのコンプレッサー ＝ 音を圧縮するエフェクター
コンプレッサーの使う目的
なぜ、音を圧縮する必要があるか？
大きく分けて、2通りの使い方がありますが、
『音の大小にびっくりしたり、不快感を感じたり』するとき
『音を太くしたい、音圧を上げたい』というときに使います
もともとの音が聴きやすい状態なら必要ないですし、必ず使わないといけないものではないです
コンプを使いこなすためには、『パラメーター』を理解する必要があります コンプの種類によって、パラメーターが違いますが、覚えておくべき基本的なものを解説していきます！ まず、↓ がコンプのパラメーターの一覧です コンプは、音を圧縮するわけですが、 Ratio（レシオ）＝ 音を圧縮する割合 まず、使いすぎ注意です！ コンプを使いすぎると、 なので、使い方には注意してください 大きい音、小さい音のばらつきが減らせる 小さい音を大きくできる ①まず、プリセットを使ってみる ②上手な人の使い方をマネしてみる ③いろいろいじってみて、どういう音になるのかやってみる ④実機を触ってみる ↓ YOUTUBEでこんな動画もありました。参考になると思います コンプレッサーのパラメーター
（パラメーター ＝ 調節する項目）
・Ratio（レシオ）
・Attack time（アタックタイム）
・Release Time（リリースタイム）
・Knee（ニー）
・Gain or Make up（ゲイン、メイクアップ）
————————
・Gain Reduction（ゲインリダクション）
どれくらい圧縮させるかという比率がRatio（レシオ）です。
Ratio = 1:1では作動しません
2:1, 3:1, 4:1, ・・・ほど強く圧縮されていきます
ちなみに∞:1で”リミッター”と同じになります
アタックとも言いますが、Threshold（スレッショルド）を超えた音がRatio（レシオ）で指定した圧縮までにいくまでの時間です
アタックが早い方が、掛かってる感じがわかりやすいと思います
遅い方がナチュラルな感じですが、早い音に対して、アタックが遅すぎるとちゃんと掛からないです
音がThreshold（スレッショルド）を下回ったときに、いきなりコンプがOFFになると、不自然な音の戻り方がします
なので、Threshold（スレッショルド）を下回った音に対して、コンプがOFFになるまでの時間です
アタックとリリースが楽器や歌によって設定が結構シビアなので難しいです・・・
Threshold（スレッショルド）を超えた音を圧縮していくときに、Threshold（スレッショルド）との境でどういう曲がり方をするかです
Soft Knee（ソフトニー）というのは、境目で”やわらかく変化”する設定で、掛かり方がソフトになるということです
コンプは、『音を圧縮する』ものであると説明しました
音を圧縮するということは、”大きな音が小さくなる”ということです
圧縮した分、音を大きくしたいときがあります
そのときに、音を大きくするのが『Gain』『Make up』です
メーターに『GR』と書かれているものがありますが、
Gain Reduction（ゲインリダクション）のことで、コンプによって圧縮した音量です
Gain Reduction（ゲインリダクション）が大きいほど、コンプが強く掛かっているということです
コンプの注意点
・音が歪んでしまいます・・・
・ダイナミックス（音の抑揚）がなくなってしまうコンプが上手く使えると・・・
→ 聴きやすい整った音になる
→ 音圧が上がる（適度な音圧は必要だと思います）
→ サスティーン（音の伸び）が得られるどうやったらコンプを上達できるのか？
プラグインの良いところですが、『それぞれの楽器や歌』『音楽のジャンル』に合わせたプリセットがあります。
なのでプリセットを読み込んでから、自分なりの設定を作っていくのもアリだと思います
当たり前ですが、憧れの音を作っている人はどうやってその音を作っているのか、聞いてみたり、調べてみるのは良いでしょうね！
なんでもやってみるというのは、楽しいですし、良いと思います！
ソフトだけではなく、実際の機材を触ってみるのもオススメです！
実機は、高いものが多いですが、↓は比較的安価なものです
比較的安価な実機のコンプレッサー
今回の記事は、難しかったかもしれません・・・
お気軽にご質問などコメントください！
次回は、『ミュージシャンとエンジニアでコンプの使い方が違うのか？』ということを書く予定です！
お楽しみに！
Shinki Takahira
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