「そもそも音ってなに?」
前回は、『PAってなに?』ということをまとめてみました。
音とは『空気振動の波』
『音圧』→音は、圧力で表すことができる
音速って聞いたことありますよね?
気圧:1013 [hPa]
気温:15 [℃] という条件において
→音速:340 [m/s]
となります。
音速というのは、気圧や温度によっても変わるということです!
『音速』という音の速さは、気温や気圧などで変化する!
このことから音がいろんな角度から考えることができ、いかに繊細かとわかりますね!
音には「物理的現象」「心理的現象」があります。
「物理的現象」
『倍音』:ある音を鳴らすと、その整数倍の周波数の音も同時に鳴る。それを倍音という。スペクトルアナライザー、FFTを使うと、視覚的に見ることができます!
最近は、スマホで簡単なアナライザーがあります!
↓おすすめのアナライザーのアプリ
↓倍音についての記事
『共鳴』:音の振動が固有振動数(物体が持っている共鳴しやすい振動数)に近づくにつれ、物体の振動が急激に増大するということ。
『反射』:音が物体に当たって、跳ね返るということ。硬いものほど、反射が大きい。
『回折』:音が障害物の背後など幾何学的に到達できない領域に回り込んで伝わる現象。
『屈折』:音波が媒質の境界で進行方向を変える現象。
『ハース効果』:同じ音が複数の方向から同音量で聞こえるとき、早く到達した音の方向に定位が偏って聞こえる現象。
「心理的現象」
『マスキング効果』:物理的には聞こえる2つの音があって、大きい音が小さい音をマスキングする(聞こえなくさせる)。
『カクテルパーティー効果』:たくさんの音がある状態で、自分の興味あることなど意識がその音に向くと、小さい音であっても聞こえる。
音を良くしたいと考えるとき、「物理的」「心理的」に工夫する必要があります。
『Smaart』という有名な測定ソフトがあります。
『Drive Rack』というお手軽な測定してくれる機材もあります。
音をいろんな角度から考えて見ると、音楽がもっと楽しくなるかもしれません!
次回は、『理系的に音楽を考えてみる』について書く予定です!
Shinki Takahira
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